相続手続き

【2026最新版】相続税申告書作成サービスのおすすめ7選|無料で自分で申告できるソフトも比較

相続手続き

相続税申告書を自分で作成したいと考えたとき、国税庁の申告書様式を使って手作業で作成する方法のほか、相続税申告書作成サービスやソフトを利用する方法があります。

相続財産の複雑さや金額の大きさ・使う控除などによって、①専門家に頼るべきか、②申告書作成サービスを使って自力で進めるべきか、といった選択が必要になります。そして、②のサービスを使う場合にもどのサービスを使うか選ばなければいけません。様々な「相続税申告書作成サービス」が登場し、使うサービスの選択肢が増えています。

サービスによって、料金、操作方法、クラウド型かダウンロード型か、土地評価明細書への対応、専門家相談の有無などが異なります。

本記事では、7個の「相続税申告書作成サービス」を紹介します。なお、この記事では当社が運営する「そうぞくん」も比較対象に含め、料金や対応範囲など、確認できる情報をもとに整理しています。

相続税申告を自分で進める流れを先に確認したい方は、以下の記事をご覧ください。

相続税申告を自分で行う方法|無料で申告書作成する流れ・必要書類・注意点を解説
相続税申告が必要になったとき、「税理士に依頼せず、自分で申告できないか」「一人で申告手続きを進める方法はないか」「無料で相続税申告書を作成できないか」と考える方は少なくありません。結論として、相続税申告は自分で行うことも可能です。ただし、相…
この記事でわかること

・相続税申告書作成サービスを選ぶときの比較ポイント
・無料で使える相続税申告書作成サービス
・有料ソフト・クラウド型サービスの違い
・土地評価明細書や専門家相談の対応有無
・自分で申告する場合に注意したい点
・そうぞくんで無料で相続税申告書を作成する流れ

相続税申告書を自分で作成できるサービス・ソフト一覧

相続税申告書作成サービスには、無料で申告書作成まで進められるもの、有料で申告書出力に対応するもの、税理士相談や専門家紹介に対応しているものがあります。

この記事では、現在利用を検討しやすいサービスと、参考情報として確認しておきたいサービスを分けて紹介します。

自分で相続税申告書の作成を完結させられるサービスは以下のとおりです。

  • そうぞくん
  • AI相続
  • Excelで相続税申告書
  • 相続税の達人
  • better相続
  • TASKI
  • エピログ相続

自分に合ったサービスを見つける比較ポイント

相続税申告書作成サービスを比較するときに重要になるポイントは、以下のとおりです。

運営

サービスの開発・提供元が税理士事務所や会計事務所である場合、その信頼性や税務知識の正確性は高いといえます。一方で、実際には操作が難しい、自分で計算をする必要があるなど、運営会社の案件受注を目的として営業導線の一環として位置づけられている場合があります。

料金

料金体系は、無料、買い切り型、または月額・年額制のサブスクリプション型に分かれます。相続の頻度や申告の複雑さ、継続利用の有無に応じて、最適な価格モデルを選ぶことが重要です。

提供形式

クラウド型はインストール不要で利便性が高く、ブラウザで完結します。PCインストール型はオフライン環境でも使えますが、導入に時間がかかる場合があります。利用環境に応じた選定が必要です。

出力形式

PDFやExcel、Wordなど、出力形式の柔軟さは実務に大きく影響します。国税庁指定の申告書様式に準拠したフォーマットで出力できるか、税制改正に対応できるか、柔軟な税額計算に対応できるか、提出や保管の手間を減らせるかが重要な比較ポイントです。

土地評価明細書

不動産を相続する場合、土地評価明細書は相続税の申告に必要になります。対応しているかは、サービスごとに異なるため確認した方が良いでしょう。また、自動計算機能や補正率の自動判定があると作業負担を大幅に軽減できますが、対応の有無や精度はサービスによって異なります。

専門家の紹介

自力での申告が難しい場合、税理士・弁護士など専門家への相談が可能かは安心材料となります。また、運営元が税理士業務を請け負う(営業の一環)か、もしくは外部税理士の紹介かどうかも重要な点です。

各サービス比較

情報確認日:2026年6月時点

サービス名運営料金提供形式申告書
出力
土地評価明細書専門家相談・紹介向いている人
そうぞくん株式会社SAMURISE完全無料クラウド型対応対応専門家相談・紹介に対応無料で相続税申告書を作成したい人
AI相続みなと相続コンシェル無料プラン
+アシスト:9,878円
特別オプション:10,000円
全ておまかせ:396,000円
クラウド型対応+アシストで路線価補正ツールに対応税務相談は別サービス等を確認ある程度知識がある方
不動産がない方は無料で作成可能
Excelで相続税申告書今村圭一税理士事務所18,000円Excelダウンロード型対応別ソフトで対応原則なしExcelで手元管理しながら作成したい人
相続税の達人株式会社NTTデータStandard:DL版21,900円ダウンロード型・業務用ソフト対応財産評価の達人等を別途確認原則なし税理士・会計事務所など業務利用したい人
better相続申告辻・本郷ITコンサルティング株式会社55,000円クラウド型対応対応税理士依頼に切替可能有料でも税理士法人グループの安心感を重視したい人
TASKITASKI株式会社77,000円クラウド型対応別途確認税理士相談に対応有料でも税理士チェックや相談を重視したい人
エピログ相続Inheritech株式会社相続税申告プラン:99,000円クラウド型対応対応サービス内容により確認ガイドに沿ってセルフ申告を進めたい人

上記の料金は、2026年6月時点で公式サイト等を確認した内容です。キャンペーン、プラン変更、対象年分、オプションの有無によって料金や対応範囲が変わる可能性があります。利用前には、必ず各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。

そうぞくん

株式会社SAMURISE(代表取締役が公認会計士・税理士)が開発・提供する相続税申告書作成サービスです。完全無料で相続税申告書や土地評価明細書を作成・印刷できます。税理士監修のサービスで、ステップごとに簡単な質問に答えていけば、評価や税額まで自動計算可能で、知識がなくても税務申告に必要な書類の印刷まで完了することができます。

相続財産が複雑な場合など不安な点がある場合は、全国の相続専門家へ相談することも可能です。まずは自分で試してみたい方、相続税に関する知識がなく不安な方にもオススメです。

「そうぞくん」はこちら

AI相続

みなと相続コンシェルが開発・提供する相続税申告書作成ソフトで、無料で申告書の作成と印刷が可能です。シンプルな入力フォームで、被相続人・相続人・財産情報などを入力すれば、相続税の申告書にそのまま反映されます。※(特にAIはサービスと関係ありません)シンプルである一方、ある程度自分で相続税の計算ができる方でないと入力が難しい箇所があります。

相続財産に土地がある場合に必要な土地評価明細書の作成や税務調査対応などは、有料オプションとして追加可能です。また、すべて税理士に任せる「全ておまかせ」税込396,000円のプランも用意されています。

「AI相続」はこちら

Excelで相続税申告書

今村圭一税理士事務所が開発した、Excelを用いて相続税申告書を作成できるサービスです。計算式や関数があらかじめ設定されており、必要事項を入力することで帳票が完成します。

ある程度知識があり、自分で相続税の計算ができる方でないと入力が難しい箇所があります。
各帳票はExcelのタブで整理されており、専用ソフトのインストールや会員登録は不要です。正規版は25,000円、一般ユーザー向けには18,000円で購入可能。無料のお試し版もあり、令和7年度帳票に対応しています。なお、土地評価明細も有料で追加可能です。

土地評価明細書は8,000円(税込)で、Excel相続税申告書と同時購入する一般利用の場合は4,000円(税込)です。

「Excelで相続税申告書」はこちら

相続税の達人

NTTデータが提供する「達人シリーズ」の一部である相続税申告ソフトで、税理士・会計事務所などの実務利用を想定した業務用ソフトです。相続税の他、物納・延納申請、更正の請求に必要な帳票まで幅広く対応しています。シリーズ間でのデータ連携も可能で、贈与税や財産評価といった他の申告書との連携にも優れています。

プロ向けのソフトと言えるでしょう。

公式料金表では、表示価格は年間利用料・税抜とされており、相続税の達人はProfessional Editionのダウンロード版39,900円、パッケージ版44,700円、Standard Editionのダウンロード版21,900円、パッケージ版26,700円と案内されています。

「相続税の達人」はこちら

better相続申告

better相続申告は、辻・本郷ITコンサルティング株式会社(税理士法人のグループ会社)が提供する相続税申告支援サービスです。大手税理士法人運営のサービスのため安心です。税理士監修のサービスで、ステップごとに質問に答えていけば、相続税申告書や土地評価明細書の印刷まで完了できます。

利用料金は55,000円で、自分で進めるのが難しい場合は税理士依頼に切り替えられる点が特徴です。利用前には、料金やサポート範囲を公式サイトで確認しましょう。

「better相続」はこちら

TASKI

TASKI株式会社が提供する相続税申告書作成ソフトで、登録後にガイダンスに従って情報を入力することで申告書を作成することができます。ただし、土地評価明細の出力は対応していないため、不動産を相続する方は税理士に依頼することが必要になります。

相続税額の計算までは無料で可能ですが、申告書の出力には77,000円が必要です。税理士による依頼も可能で、わからない点については無料で相談することも可能です。

「TASKI」はこちら

エピログ相続

エピログ相続は、Inheritech株式会社が運営するクラウド型の相続税申告サービスです。公式サイトでは、無料体験版0円と、相続税申告プラン一括99,000円が案内されています。

質問に答えながら財産評価や税額計算、相続税申告書の作成を進められる点が特徴です。土地評価、相続関係説明図、遺産分割協議書、上場株式の評価明細書などにも対応しています。
税理士紹介はありません。

ただし、利用できる条件や対応していないケースもあるため、複雑な相続や特殊な財産がある場合は、事前に公式サイトで利用可否を確認しましょう。

「エピログ相続」のリンクはこちら

目的別に見る相続税申告書作成サービスの選び方

無料で申告書作成まで試したい場合

まず費用をかけずに相続税申告書の作成を試したい場合は、無料で使えるクラウド型サービスを検討するとよいでしょう。自分で申告できそうか、必要書類や財産情報を入力しながら確認できます。

土地評価までシステムで進めたい場合

相続財産に土地がある場合は、土地評価明細書や路線価方式・倍率方式への対応を確認しましょう。土地の形状や利用状況によって評価額が変わるため、不動産が多い場合は専門家への相談も検討してください。

税理士相談も視野に入れたい場合

自分で入力を進めながらも、不安な部分だけ専門家に相談したい場合は、税理士相談や専門家紹介に対応しているサービスを選ぶと安心です。

業務利用や専門家向けに使いたい場合

税理士事務所や会計事務所などで業務利用する場合は、クラウド型のセルフ申告サービスよりも、帳票や他システム連携に対応した業務用ソフトが向いている場合があります。

無料で相続税申告書作成を試したい方はそうぞくんも活用できます

相続税申告書作成サービスを選ぶ際は、料金だけでなく、操作の分かりやすさ、申告書出力の範囲、土地評価への対応、専門家相談の有無を比較することが大切です。

そうぞくんは、相続人や相続財産の情報を入力しながら、相続税申告書の作成を無料で進められるWEBサービスです。必要書類の確認、財産・債務の入力、相続人ごとの分割、相続税額の確認、申告書の出力まで、画面に沿って進められます。

以下に該当する方は是非お試しください。

  • コストを重視しつつ安心感も欲しい人
  • 初めて相続手続きに挑戦する人
  • 複雑でない相続事案の人
  • 申告書作成の中で安心できる専門家に相談したい人

まずは自分で相続税申告を進められるか確認したい方は、そうぞくんを無料で試してみてください。

相続税申告を自分で進める全体の流れは、以下の記事で解説しています。

相続税申告を自分で行う方法|無料で申告書作成する流れ・必要書類・注意点を解説
相続税申告が必要になったとき、「税理士に依頼せず、自分で申告できないか」「一人で申告手続きを進める方法はないか」「無料で相続税申告書を作成できないか」と考える方は少なくありません。結論として、相続税申告は自分で行うことも可能です。ただし、相…

そうぞくんの具体的な使い方は、以下の記事で確認できます。

そうぞくんの使い方|無料で相続税申告書を作成する流れをわかりやすく解説
相続税の申告は、多くの人にとって一生に一度経験するかどうかの出来事です。そのため相続税申告を自分で進めたいと思っても、「何から入力すればよいのか」「必要書類をどの順番で集めればよいのか」「申告書の作成まで本当に一人で進められるのか」と不安に…
そうぞくんの登録ページです
この記事を書いた人
白井 佑弥 公認会計士・税理士

大学卒業後、有限責任監査法人トーマツで約7年勤務したのち、2017年に独立開業。
税理士 / 公認会計士
白井佑弥公認会計士・税理士事務所 代表
日本公認会計士協会東京会 業務委員会委員
経済産業省認定 経営革新等支援機関

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